広島市と邑南町の二地域居住を始めました!
島根県邑智郡邑南町羽須美。
ここは2018年3月31日に営業が終了したJR三江線の宇都井駅や口羽駅がある(あった)ところです。
私は三江線が営業終了してから廃線跡を観光資源として活用しようとしているNPO法人・江の川鐵道の活動に関わってきました。
イベントの手伝いや活動のPRなど。
ある日、羽須美で空き家をDIYでリノベーションして町を活性化するプロジェクトが計画されていることを知ります。
DIYに興味のある人やDIYに関する資格を取りたい人を羽須美に呼び込んで関わってもらうという狙いもあります。
「自分もこのプロジェクトに関わりたい、そしてもっと地域に関わりたい」
「以前からずっと胸に抱いていた夢がひょっとしたら実現できるかもしれない」
私のように行事やイベントのお手伝いや支援などある地域に関わる人たちのことを“関係人口”と言います。
住民でもなく観光客でもなくその地域に関わる人たちのことです。
少し固い話を間に挟みました。
話を戻して。
私の夢、それは「泊まれるフリーペーパー専門店をつくる」ことです。
夢というより野望かもしれません。
現在私は広島でレンタルスペースを借りて全国のフリーペーパーを配布する企画“紙楽社”を運営しています。
2018年11月から始めて半年以上が経ちそろそろ自前の店舗が欲しいと考えていました。
そのタイミングで羽須美のDIYプロジェクトの話。
私は次のようなフローチャートを考えました。
①DIYキャリアを習得するためにがっつり現場に入る。そのために勤務日は広島市、休日は羽須美に滞在するという二地域居住を始める。
②ある程度DIYキャリアを習得したら紙楽社に仕立てる物件を借りるまたは取得し、DIYで修復してゆく。
今日、2019年6月7日は二地域居住の記念すべき初日でした。
前もって町役場の方に私の希望(野望?)を相談してアポを取り14時に邑南町羽須美支所で説明を受けて町内の案内をしてもらいました。
紙楽社の店舗にしたい物件はありましたがまだ話がはっきりしていないので今回の紹介は見送ります。
一方、二地域居住する物件は決まりました、というより事前の相談で決まっていました。
江の川鐵道の事務所はうづい通信部にありましたが建物の返却に伴い移転を余儀なくされました。
すでに移転先の物件は確保していますが修復の必要がありこれこそDIYプロジェクトによりリノベーションされる予定です。
その間の暫定として仮事務所があります。
役場の方に案内され、中に入ります。
また家中いたるところほこりだらけでした。
私はアレルギー体質なので目や鼻がかゆくしんどかったです。
掃除をして自宅から持ってきた布団を敷きます。
何だかすっかり“自宅”です。
見慣れた布団がそう思わせるのでしょう。
ぐっすり眠れること間違いなしです。
さて次回からやらないといけないことは家の所有者の方の家財道具と江の川鐵道のものを仕分けて整理することと掃除ですね。
あとは自分がここで暮らすうえで最低限の生活用品の準備でしょうか。
布団を毎回広島の自宅から持ってくるのは手間です。
ここで大事なことをひとつ。
江の川鐵道の仮事務所はシェアオフィス・シェアハウス的な感じで使わせてもらっています。
ここに暮らすのはみなさんに気軽に利用してもらえる空間に仕立てるためでもあります。
どうぞお気軽にお越しください。