さようなら、昭和の旧服部医院
2019年7月16日(火)と17日(水)に旧服部医院の清掃をするということでお手伝いをしました。
7月18日(木)に主に地元の方を対象にした旧服部医院の内覧会を行うため、気持ちよくお出迎えしたいということで清掃を行いました。
1983年に医院は閉鎖となり建物の中は時が時が止まったままの状態でした。
棚には薬や薬品を入れる容器、そして器具がまだ残されていてそれらを1ヵ所に集めて整理するところからスタートしました。
全部廃棄するのではなく、残すものはテープでマーキングされていました。
今では見られない造りの家具や器具がありワクワクしながら整理しました。
このような機会に出会えてラッキーだったと思います。
この中から不要なものを数点いただきました。
私が同じ邑南町羽須美に構える予定のフリーペーパー専門店「紙楽社」に飾りたいと思います。
女医だった服部世津子さんは薬を調合して貝殻に詰めていたそうです。
今でも貝殻と器具が残されていました。
診察室や調合室とは対照的に和室はとてもきれいに保たれていました。
逆に改修しない方がいいくらいのクオリティーです。
当初、旧服部医院は取り壊しの話が出ていたそうですが改修してうづい通信部に生まれ変わることになりとてもよかったと思います。
こんな格調高い建物を取り壊すのはもったいないです。
昭和のレトロなエアコンです。
呉の祖父母の家にあったなぁ。
欲しい!!買い取ろうかな。
デフォルトのクオリティーが高い建物なので改修してもとても本来の格式を保ったままでとてもいい仕上がりになることでしょう。
20日、21日は地元の人も交えて解体デーにするとのことです。
さようなら、昭和の空気を保った旧服部医院。